知る人ぞ知る!?「上機嫌療法」をやってみた。実はスポーツにも効果的。
こんにちは!うりこです。
どんな災難に対しても、とくに、この治療法をたまたまやっていないときだったらわめき散らしたくなるようなくだらないことに対して、上機嫌を発揮することである。
アラン
これが今回のテーマ「上機嫌療法」。
上に引用したのは、フランスの哲学者・アラン(1868~1952)の言葉です。
この人物を知っている人はあまり多くないのでは。
今回はその上機嫌療法に挑戦したところ、なんとスポーツ(テニスの試合)で最も効果が見られました。
びっくり。
そんな記事です。
目的:毎日を楽しく、前向きに過ごす。
「上機嫌療法」をやることで、自分の感情を害する様々なことに対する耐性が付きます。
そして、無駄に怒ったり気分を害したりすることなく、エネルギーの消耗を抑えて日々過ごせるようになります。
ところでふと、自分を顧みると、日常の本当に些細なことでむっとしたり悲しくなったりしているのです。
- 知人のちょっとした言葉。
- 電車で電話する人。
- 入ろうとしたカフェが満席。
- 突然降ってきた頼まれごと。
よく考えれば本当にどうでもいいことに心を乱されていることが分かります。
前向きに受け入れ、自分でどうしようもないことにエネルギーを使わない。
そんな生活を実現するため、やってみました。
やってみた
実際に意識してやったのは、昨日(2/22)。
昨日は、朝早く起きる→日中(9:00~18:00)までテニスの試合+反省会という、アクティブな一日。
こんなときに「上機嫌療法」できるのでしょうか…?
感想1:意外にも、テニスの試合で効果が出た。
一番わかりやすい実感が得られたのは、なんとテニスの試合でした。
テニスの試合をしているときというのは、心が非常~に乱れるときなのです。
- 渾身のスマッシュ!と思ったら審判に「アウト」の判断をされた。
- 相手が自分の苦手なバックハンドばかり狙ってくる。
- 優勢に試合を進めていたのに、相手が調子を上げて挽回してきた。
など。
しかしこの日の私は強かったのです。
- ミスジャッジをされても「ハハハ、入ってると思ったんだけどなー、残念!」
- 苦手を狙われても「ハハハ、バックが苦手なのもう見抜かれたかー!」
ついには
- 相手に追い上げられても「おお、ここはまさにプレッシャー耐性をつけるところだ。いいチャンスだ!」
なんて考えられるまでに至りました。
そして無事、接戦を制することができたのです!
これはうまく行きすぎの例かもしれませんし、他の要因も絡んだ結果でもあるでしょう。
でも、ある程度の効果は認めても問題ないのではないでしょうか?
感想2:場合によっては、「上機嫌」を表に出すのがはばかられる!?
例えば「謝罪会見」のときに上機嫌ではいられません。
「フフフ~、いやあ申し訳ないと思ってるんですけどね皆さん!」
なんて、そんなことをやらかす人はいないでしょうが。
謝罪会見ほど固い場でなくとも、「会議」の場でもやりづらいと思います。
試合後のミーティングでは、正直発言まで上機嫌にするのはできませんでした。
まとめ:まずは、自分の中だけで上機嫌をトレーニングしよう。
どんな時でも上機嫌全開で過ごしていられるのが、理想です。
でも、何かとまじめで堅苦しい雰囲気を出したがるのが日本という国です。
(大げさでしょうか…?)
会社でも常に上機嫌全開で過ごすのはちょっと…
そんな方も、まずは自分の中だけで、表に出さずに「上機嫌療法」やってみてはどうでしょうか。
頭の中でふんふ~んと鼻歌を歌う。
何かハプニング起こったときには「こいつは面白くなってきた!」と思ってみる。
こんなことでも大丈夫なはず。
この記事が期待より面白くなかった!とお怒りの方。
大変失礼しました。どうぞ上機嫌療法を試してみてください。
トレーニングになります。
それでは、今回はアランのもっとも有名な言葉を紹介して、終わります!
他にも心にしみる言葉をたくさん残しているのが彼なのです。
幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。
アラン
参考↓
- 作者: アラン,齋藤慎子
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