体育会に所属していた人間なので、日大アメフト部の問題について考えてみた
最近日本大学アメフト部の事件(と呼んでよいのか?)が話題になっていますね。
それに関して、今更ながら自分なりに思うことがあったので書きます。
思うことというより勝手に主張したいことかな?
※ラグビーとアメフトを見事に混同して書いてしまっていました…失礼しました…かなり恥ずかしい。
あの、端的に言うと、
別に大学で勝つためにやっている体育会の全部が全部、あんな超硬直ピラミッド型ではないですよ?
と、いうことですね。
要するに監督やコーチに自分の意見を言えない!とか、
チーム内の人事権は全て監督などの上の人がにぎっているとか、
まあそういうことが全然ない体育会もありますよ、と。経験談。
なんとなく、今回の事件についてネットで調べたりすると、
これは大学体育会全体に共通する課題である!体育会組織にはびこるこのような風土をなくさなければならない!
みたいな風潮?トレンド?が少なからずある気がしています。
大学の体育会全体の風土が悪いんだ!みたいな。
それはちょっと言いすぎ、対象を広げて考えすぎかなーと。
私自身、(全国を狙うような強豪校ではないものの)勝ちたいと思って皆が頑張っている、
テニスバカみたいな人がたくさん集まっているような体育会に所属していました。
そしてその体育会は普通に風通しが良く合理的な風土でしたし、日大アメフト部の風土はおかしいな、と私でも思いました。
(風通しが良くて合理的で皆が頑張っている部活がなんで強豪校じゃないんだというつっこみはご容赦ください笑)
結局何が言いたいのかわからなくなっているのですが、少なくとも、チームとして勝とうと、強くなろうと思うのなら、
比較的風通しを良く、色々な部員の意見を吸い上げてより良いチームにしていく、
という方法を選ぶのが普通だと個人的には思っています。
そして、そういう体育会はそう少なくないのではないかな?というのが主張です。
しかしあれですね、たぶんアメフトっていう競技の性質上、今回のような事件であったり風土が発生しやすいという面もありそうですよね。
あまり詳しくないですがアメフトは、
①チーム競技②接触がある③道具を使わずダイレクトにボールを触る
という特徴があります。
それからさらに、チーム競技だからこそ、「チーム内で、個人の強さのランク付けがしづらい」
という今回の件に大きく関わる特徴があります。
(ちなみにテニスは全部逆です)
で、監督が強いのも、レギュラーとして出す出さないでもめるのも、刑事事件に発展するような問題が競技中に起きることも、
全てこうした競技の特徴がもたらしていると思うんです。
テニスだったらそんなこと起こり得ないですから…おそらく。
監督が強いテニス部もあるかもしれないですが、レギュラー決めるときにも比べたい選手同士で試合させればOK。
競技中に接触することはあり得ないので直接的に選手が相手をけがさせることもありません。
(間接的にというのはなくもないです。ひたすら相手を走らせて足をつらせるとかです。)
まあレギュラー決めでも試合する相手との相性だとか、団体戦に強いだとか、そういうことを考えるともう少し複雑になるんですけど、
アメフトよりは格段に、あいまいになりにくいと思います。
だからこそ、「アメフトは高いスポーツマンシップが求められるスポーツ」と色々な人に言われているんでしょうね。
レギュラー決めの話はあまり関係ないかな…?まあ良いです。
本当に思うがまま書いてしまっているのでものすごく終わり方がわからない…
ので、これで終わります。
スポーツの特性について考えてみるの、けっこうおもしろいなーと思ったので今度改めて書いてみたいです。