アセットマネジメントOneの「元本確保型」投資信託について調べてみた1
久しぶりの記事です。
何について書こうかなあと思ったのですが、最近気になった、というか少しびっくりしたニュースである
「アセットマネジメントOneが元本確保型の投資信託を作った」
という出来事について書きます。
注:これは第一報を受けての記事です。もう少しだけ詳しく書いたのがあります
→
アセットマネジメントOneの「元本確保型」投資信託について調べてみた2 - 楽しいのが好きな人のブログ
元の記事はこちら↓
このブログ記事も紹介しているみたいですね。
「元本確保型」投資信託とは?ざっくり言うと、
絶対損しない金融商品ができたよ~
ということですね。
いや、どうなってんの?ありえるのそんなこと?
と思って詳しい説明を見ると、
国内外の株式・債券の運用成績に連動する特殊な債券を組み入れる。満期時には元本が原則戻るという債券の特性を利用し、投資資金の目減りを防ぐ。
とのこと。
ま、まだよくわからん、、、!
債券が元本割れしない(満期まで持っていれば)のはわかるんですが、株式の運用の方どうするんですかね??
まだ第一報が出ただけで、本当にしっかりした詳しい説明は出てないみたいですが、
ともかく元本割れしない条件は「満期、つまり10年後まで保有し続ける。途中で売らないこと」です。
投資信託を持つには(基本的に)毎年信託報酬が差し引かれます。
この商品の場合、年0.29%だそう。
で、その0.29%は債権の方の金利収入でほぼ相殺できる=プラスマイナスゼロになるそうです。
それに加えて、利益が出た分の約1割は成功報酬としてまた差し引かれます。
株式の部分でそこそこ利益を出さないとなかなかリターンが得られなさそう。
「元本確保」でリスクを取らないんだから当たり前でしょうか(笑)
金融商品としてはどうなんだろうか…
素人の感想ですが、「それだったら現金持ってるのとそんなに変わらなくない?」と思ってしまいます。
それから、元本保証だったらわかるんですけれども、元本「確保」って何なの!?
…と思って検索したらさすが現代ネット社会。
しっかりした解説が載っていました。
では「元本確保」や「元本保全」は、どういうことなのでしょうか。
元本確保とは、満期に最低限元本を払い戻せる方針のもとに運用されている金融商品のことです。
元本保証とは違い100%保証ではないものの、元本金額をしっかり確保できるような仕組みになっているため、ハイリスクの資産運用商品と比較すればかなり安心だといえます。
例えば、元本確保型の投資信託商品では100預かったうちの90は安全性の高い商品で運用し、残りの10でハイリスク・ハイリターンの資産運用商品で運用します。10の部分が仮に0になったとしても、満期時には90の運用部分で100までカバーするという仕組みです。
多少の幅で元本割れする可能性あるよ~ということみたい。
よく理解できました。
で、アセットマネジメントOneは、投資未経験者をこの商品で取り込みたいとのこと。
なんか全体的に否定的なことばかり書いていて申し訳ないのですが(というか反対するなら代替意見を!みたいな話ですが(笑))
未経験者に対して「中身はよくわかんないと思うけど、運用してもそんなに減らない投資信託あるよ~」
と言って売り込んでもあまり響かないんでは、と思ってしまいます。
7月?くらいに販売開始するっぽいですし、今後も注目していきます。
予想に反してめちゃくちゃ伸びていたら謝ります(笑)